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複数の証券口座をまとめて管理する方法|資産管理アプリの選び方

LiteFolio開発チーム · 2026年7月30日 · 約7分

LiteFolio開発チームです。ネット証券2社にNISA口座、さらに以前使っていた証券会社の口座も残っている——こうして証券口座を複数管理する状態になると、口座ごとの残高は分かっても「全体でいくら持っているのか」「トータルで儲かっているのか」が急に見えなくなります。この記事では、複数の証券会社に分散した資産をまとめて見える化する方法を、それぞれの向き不向きも含めて整理します。

複数口座の資産をまとめて記録できる投資ポートフォリオアプリ「LiteFolio」はiOS・Androidで公開中です。

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証券口座を複数持つと、なぜ全体が見えなくなるのか

複数の証券会社に資産が分かれると、全体の損益や資産配分が分からなくなります。理由は単純で、証券会社ごとにアプリやログインが別々で、口座をまたいで自動的に合算してくれる仕組みが標準では用意されていないからです。

たとえば「NISA口座はA証券、特定口座はB証券、以前積立していたC証券にも少し残っている」というケースでは、同じ銘柄をA証券とC証券の両方で買っていても、それぞれの平均取得単価や合計の保有数量はアプリをまたいで確認しないと分かりません。配当も口座ごとに通知が来るだけで、年間でいくら受け取ったかを合計するのはさらに一手間です。

証券口座を複数管理すること自体は、NISA枠の活用やポイント制度、取扱商品の違いなどから合理的な選択です。問題は口座を分けたことではなく、分けた後に全体をまとめて見る手段がないことにあります。

複数口座をまとめて見る4つの方法を比較する

複数の証券会社の資産をまとめて見る方法は、大きく4つに分かれます。どれが向いているかは、「連携の手間を許容できるか」と「口座間で共有したくない情報があるか」で変わるため、それぞれの特徴を公平に見ていきます。

各社アプリを行き来して確認する

追加のツールが不要で、いちばん手軽な方法です。ただし口座数が増えるほど「開いて→メモして→次のアプリを開く」という作業が増え、合計を出す段階で電卓や紙のメモが必要になります。口座が2つ程度で、全体の損益までは厳密に追わない人には十分ですが、資産配分まで把握したい人には手間が勝ります。

Excelなど表計算ソフトでまとめる

自由に集計・グラフ化できる柔軟さが強みです。銘柄別に行を作り、口座名の列を追加すれば複数口座の合算も可能です。一方で、取引のたびに自分で数値を打ち込み、平均取得単価や実現損益の計算式も自分で組む必要があり、関数の設定ミスに気づきにくいという弱点もあります。具体的な手順と限界は 株のポートフォリオをエクセルで管理する方法と限界 で詳しく解説しています。

口座連携型の資産管理アプリ(自動連携)

各証券会社のIDとパスワードを登録すると、残高や取引を自動で取得してまとめてくれるタイプです。入力の手間がほとんどかからない点は大きな利点で、口座数が多く、連携に抵抗がない人には有力な選択肢です。一方で、証券口座のログイン情報を外部サービスに渡す必要があり、対応していない証券会社や商品があると連携できない場合もあります。「自動化のために連携する」ことに納得できるかどうかが選択の分かれ目です。

手入力型のポートフォリオ記録アプリ

証券口座には接続せず、買付・売却・配当などを自分で記録していくタイプです。ログイン情報を渡す必要がなく、対応証券会社の制約もありません。手間は入力作業に集中しますが、記録した内容だけが自分のポートフォリオとして残るため、「連携はしたくないが、まとめて見たい」という人に向いています。口座連携なしで使えるアプリの選び方は 口座連携なしで使える投資管理アプリ でも取り上げています。

手入力で複数口座を1つのポートフォリオにまとめる方法

手入力で複数口座をまとめる際のポイントは、「口座」ではなく「銘柄」を軸に記録することです。同じ銘柄をA証券とC証券の両方で買っていても、記録アプリ側で銘柄コード単位に合算すれば、口座をまたいだ保有数量と平均取得単価が自然にひとつにまとまります。

具体的には、各口座での買付・売却を発生した順に入力していくだけで、合計の保有数量・平均取得単価・建玉原価が計算されます。手数料や株式分割、税額も一緒に記録すれば、口座をまたいだ正確な実現損益まで追えます。平均取得単価がどう計算されるかは 平均取得単価の計算方法 で仕組みから解説しています。

口座ごとの区別をなくしたくない場合は、カスタムリスト機能で「NISA」「特定口座A証券」のようにタグ付けしておく方法もあります。全体では合算して見つつ、必要なときだけ口座別に絞り込める、という使い分けができます。

LiteFolioで複数の証券口座をまとめて記録する

LiteFolioは、証券口座には一切接続しない手入力型の投資ポートフォリオ記録アプリです。買付・売却・配当・入出金・手数料・株式分割・税・メモを記録すると、保有銘柄(数量・平均取得単価・建玉原価)、実現損益、累計成果、資産推移、現金残高がひとつのポートフォリオとして表示されます。複数の証券会社で保有している同じ銘柄も、銘柄単位で自動的に合算されます。

配当については、受取配当・年間予想配当・取得利回り(YoC)まで確認できます。複数口座からバラバラに届く配当を合計する手間についても 配当金の記録・管理方法 で詳しく紹介しています。資産配分は銘柄別・セクター別・カスタムリスト別に見られるため、口座を横断した全体の配分と、口座別の内訳の両方を確認できます。実際の画面はこのようなイメージです。

LiteFolioの保有銘柄画面。複数の証券口座の取引を銘柄単位で合算し、数量と平均取得単価を一覧表示
口座をまたいだ取引も銘柄単位で合算し、保有数量と平均取得単価を表示
LiteFolioの資産配分画面。複数口座にまたがる資産を銘柄別・セクター別に可視化
資産配分は口座を横断して、銘柄別・セクター別に確認できます

データはまず端末に保存されるローカルファースト設計です。有料のProプランでクラウド同期を選んだ場合のみ、暗号化通信でサーバーに送信されます。証券口座のIDやパスワードを入力する場面はありません。

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複数の証券口座を管理する悩みは、口座を減らすことでは解決しません。銘柄単位で1つのポートフォリオに記録し直すことで、口座をどれだけ増やしても全体の姿を見失わずに済みます。LiteFolioは記録・可視化ツールであり、投資助言を行うものではありません。

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証券口座に接続せず、買付・売却・配当・入出金などを手入力で記録する投資ポートフォリオアプリ。複数の証券会社にまたがる資産も、銘柄単位でひとつにまとめて見える化できます。iOS・Androidで公開中です。

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よくある質問

LiteFolioは証券口座と連携しますか?

連携しません。LiteFolioは証券口座に一切接続せず、買付・売却・配当・入出金・手数料などを自分で入力して記録する手入力型のアプリです。証券口座のIDやパスワードを入力する場面はありません。

複数の証券会社の取引を1つのポートフォリオにまとめられますか?

まとめられます。どの証券会社での取引かにかかわらず、銘柄単位で買付・売却を記録すれば、保有数量や平均取得単価が自動的に合算されます。口座を区別したい場合はカスタムリストでタグ付けもできます。

無料で使えますか?

LiteFolioはiOS・Androidで公開中です。クラウド同期などを含む有料のProプランを予定していますが、価格や無料範囲の最新情報は、App StoreまたはGoogle Playでご確認ください。

記録したデータはどこに保存されますか?

まず端末にローカル保存されます。有料のProプランでクラウド同期を選んだ場合に限り、暗号化された通信でサーバーにも保存されます。同期を使わなければ端末内だけにデータが残ります。

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