MonoTape開発チームです。商品の値付けや、お客様との値引き交渉。「ここまで下げて、利益は残るのか」をその場で判断したい場面は多いものです。ところが標準の電卓で売価から原価を引き、利益率を出し……とやっていると、売価を変えるたびに全部やり直し。交渉のテンポについていけません。この記事では、交渉の前に原価・利益・利益率を逆算しておき、売価を動かしながら利益を確かめる方法をお話しします。
値引き交渉は「いくらまで下げられるか」が勝負
値引きを求められたとき、即答するには「この売価なら利益がいくら、利益率が何%」が頭に入っている必要があります。原価1,200円の商品を2,000円で売るなら、利益は800円、利益率は40%。ここから「1,800円までなら下げてもいい」と判断したい。
標準の電卓では 2000 - 1200 で利益を出し、800 ÷ 2000 で利益率を出す、と2段階。しかも売価を1,800に変えた瞬間、両方やり直しです。交渉のたびに電卓を打ち直していては、相手を待たせてしまいます。
原価・売価・利益・利益率をラベルでつなぐ
MonoTapeなら、原価と売価を置き、そこから利益と利益率を参照計算で導いておけます。一度この形を作っておけば、あとは売価をいじるだけで利益も利益率も自動で追従します。交渉に入る前の「下準備」が一本のテープで完結します。
原価と売価から、利益と利益率を逆算する例です。
各行に「原価」「売価」「利益」「利益率」とラベルが付くので、数字の意味が一目で分かります。利益率0.4は40%のこと。この一枚があれば、交渉中に「今いくらの利益が乗っているか」を見ながら値決めできます。
売価を直すと、利益も利益率も自動で再計算
このテープの強みは、ここからです。利益と利益率は売価を参照しているので、売価を2,000から1,800に書き換えるだけで、利益は600、利益率は約0.33(33%)へと自動で再計算されます。「ここまで下げると利益率が3割を切るな」という判断が、その場で一瞬です。原価が上がったときも、原価の行を直せば利益と利益率が連動して動きます。値引き後の最終価格を見ながら、何度でも試せます。
値引き交渉や価格設定は、利益が見えていれば怖くありません。原価と売価を置き、利益と利益率を参照で逆算しておく。あとは売価を動かすだけで利益が追従するので、交渉のテンポを崩さずに値決めできます。割引後の価格そのものの計算は 割引・〇%オフ後の値段を計算する方法 に、税込・税抜の扱いは 税込・税抜の価格を出すやり方 にまとめています。
よくある質問
売価を変えると、利益率も自動で変わりますか?
変わります。利益と利益率を売価から参照する形で組んでおけば、売価を書き換えるだけで利益も利益率も自動で再計算されます。値引き交渉中の試算に向いています。
原価が上がったときも逆算し直せますか?
できます。原価の行を書き換えれば、利益と利益率がそれに連動して再計算されます。仕入れ値が変わったときの利益への影響をその場で確認できます。
利益率はパーセント表示にできますか?
利益÷売価の結果に100をかける行を足せば、パーセントとして残せます。0.4のままでも、40と表示しても、どちらの形でも計算できます。
無料で使えますか?
無料で使えます。ラベル付き計算・参照・自動再計算・テープ形式の履歴など、紹介した機能はすべて無料です。データは端末内にだけ保存され、iPhone・Androidの両方に対応しています。