MonoTape開発チームです。フリーランスとして案件の見積もりを作るとき、タスクを洗い出して「これは何時間、時給いくら」と積み上げていく——この工数×単価の計算が、地味に面倒です。タスクが5つ6つになると、標準の電卓ではどのタスクがいくらだったか分からなくなり、時給を見直すたびに全部やり直し。私たち自身、独立してから何度もハマりました。この記事では、工数見積もりをラクに作り直す方法をお話しします。
工数見積もりは「単価の見直し」でやり直しになる
見積もりは、たいてい「タスクごとの時間 × 時給」の積み上げです。要件定義3時間、デザイン8時間、実装20時間……。標準の電卓で 3 × 5000 + 8 × 5000 + 20 × 5000 と打てば合計は出ますが、どのタスクが何時間だったかは残りません。
一番つらいのは時給の見直しです。「この案件は時給5,000円じゃなく6,000円でいこう」と思った瞬間、全タスクの計算をやり直すことになります。タスクが多いほど、この打ち直しが重くのしかかる。だから見積もりの調整がおっくうになり、結局えいやで丸めてしまう——そんな経験はないでしょうか。
タスクごとに「時間×時給」をラベルで積み上げる
MonoTapeなら、タスクごとに名前(ラベル)を付けて「時間×時給」の行を積み上げられます。電卓のように手軽なのに、メモのようにどのタスクがいくらかが残ります。さらに、時給を1つの値として参照しておけば、見直しが一瞬で全体に反映されます。
時給を共通の値として置き、各タスクで参照する例です。
各タスクに「要件定義」「デザイン」とラベルが付くので、内訳をそのままお客様に提示できます。「実装が一番かかっていますが、ここを削るとこうなります」と、根拠を示しながら交渉できるのが強みです。
時給を直すと、全タスクと合計が自動で再計算
上の例では、各タスクが「時給」の行を参照しています。だから時給を5,000から6,000に書き換えるだけで、要件定義もデザインも実装も合計も、すべて自動で再計算されます。やり直しはゼロ。工数を1つ直したいときも、その行の時間を書き換えるだけです。値引き交渉で「ここを2時間削れば」という提案も、その場でパッと出せます。
工数×単価の見積もりは、単価をどう扱うかで手間が大きく変わります。時給を1つの値として置き、各タスクで参照して積み上げる。こうすれば、単価の見直しも工数の調整も、直すのは1か所だけです。同じ「数量×単価」の足し込みは 数量×単価を足す計算 に、内訳を残す概算見積もりは 概算見積もりを素早く作るコツ にまとめています。
よくある質問
時給を変えると、全タスクの金額も変わりますか?
変わります。時給を1つの行として置き、各タスクでそれを参照しておけば、時給を書き換えるだけで全タスクと合計が自動で再計算されます。やり直しは不要です。
工数(時間)だけを直すこともできますか?
できます。各タスクの行の時間を書き換えれば、そのタスクの金額と合計が再計算されます。「実装を2時間減らしたら」といった交渉の試算もその場で行えます。
タスクごとに違う単価でも使えますか?
使えます。タスクごとに「時間×単価」の行を作れば、単価が違っても積み上げられます。共通の時給を参照する形と、行ごとに単価を書く形、どちらも可能です。
無料で使えますか?
無料で使えます。ラベル付き計算・参照・自動再計算・テープ形式の履歴など、紹介した機能はすべて無料です。データは端末内にだけ保存され、iPhone・Androidの両方に対応しています。