LiteFolio開発チームです。「株 管理 アプリ」を探している人が実際に迷っているのは、機能の多さよりも方式の違いです。株管理アプリは大きく分けて、証券口座に接続して保有銘柄や損益を自動で取得する「口座連携型」、証券口座には接続せず自分で取引を入力する「手入力型」、そして自分の保有株を記録するのではなく株価やチャートを調べるための「情報閲覧型」の3つです。同じ「株管理アプリ」というくくりでも、入力の手間もプライバシーの扱いもこの3方式でまったく違うため、まずはどれが自分の目的に合うかを見極める必要があります。
口座に接続しない手入力型の投資記録アプリを公開中です。
LiteFolioの詳細を見る「口座連携型」「手入力型」「情報閲覧型」——3つの方式の違い
結論として、株管理アプリはどこから取引データが入ってくるかで3方式に分かれます。理由は、証券口座と直接つながっているか、自分の手で入力するか、そもそも保有株を記録する機能がないかで、入力の手間・プライバシー・使い方の目的が根本的に変わるためです。
口座連携型
証券口座のIDとパスワードを登録し、保有銘柄や損益をアプリ側が自動で取得する方式です。入力の手間がほとんどかからない一方、ログイン情報を外部サービスに渡す必要があり、連携先が対応していない証券会社の口座は反映できません。複数の証券会社に口座を持っている場合、証券会社ごとに連携の可否や反映のタイムラグが変わる点も考慮が必要です。
手入力型
証券口座には一切接続せず、買付・売却・配当などの取引を自分で入力していく方式です。入力の手間はかかりますが、口座に接続しないためログイン情報を渡す必要がなく、証券会社をまたいだ取引も自分の判断でひとつの記録にまとめられます。記録する内容やタイミングを自分でコントロールできるのも特徴です。
情報閲覧型
自分の保有株を記録するのではなく、株価やチャート、指標を調べるための方式です。ウォッチリストに銘柄を登録して値動きを追う使い方はできますが、「自分がいくらで何株買ったか」という取得記録や損益の管理を目的とした機能ではありません。保有株の管理そのものを目的にするなら、口座連携型か手入力型のどちらかを選ぶことになります。
比較軸で見る3方式の違い
3つの方式のどれを選ぶかは、次の6つの軸で整理すると判断しやすくなります。口座連携の有無、複数口座への対応、損益履歴の記録、配当の記録、メモの記録、そしてプライバシー(外部に渡す情報の量)です。
| 比較軸 | 口座連携型 | 手入力型 | 情報閲覧型 |
|---|---|---|---|
| 口座連携 | あり(ID・パスワードを登録) | なし | なし |
| 複数口座 | 証券会社ごとの対応状況に依存 | 自分でひとつの記録にまとめられる | 口座という概念自体がない |
| 損益履歴 | 連携先から自動で反映 | 入力した取引から自動で集計 | 対象外(保有記録がない) |
| 配当 | 連携先が対応していれば自動反映 | 自分で入力すれば記録・集計できる | 対象外 |
| メモ | アプリにより対応が分かれる | 取引ごとに残せることが多い | 銘柄メモが中心 |
| プライバシー | 証券口座の認証情報を外部に渡す | 認証情報を渡す必要がない | 認証情報を渡す必要がない |
どの方式が、どんな人に合うか
口座連携型が向いているのは、入力の手間を減らしたい人や、契約している証券会社が連携に対応している人です。ログイン情報を渡すことに抵抗がなければ、取引のたびに自分で入力する手間を省けます。
情報閲覧型が向いているのは、そもそも自分の保有株を記録する必要がなく、値動きや指標のリサーチだけをしたい人です。ウォッチリストで銘柄を追いたいだけなら、保有記録の機能自体が不要になります。
手入力型が向いているのは、証券口座のログイン情報を外部サービスに渡したくない人、複数の証券会社にまたがる取引をひとつの記録としてまとめたい人、そして取引にメモを添えて後から振り返りたい人です。連携そのものへの不安が理由になっている場合は、証券口座と連携しない資産管理アプリの選び方で連携なしの選択肢だけを詳しく取り上げています。つまり、口座をつなげず、自分の判断で保有株を整理したい人には、手入力型が最も合う方式だと言えます。
LiteFolio
証券口座には接続しない、手入力型の投資ポートフォリオ記録アプリです。買付・売却・配当・手数料などを記録すると、保有銘柄や実現損益、資産配分が自動で見える化されます。データはローカルファーストで保存されます。iOS・Androidで公開中です。
LiteFolioについて詳しく見る手入力型として、LiteFolioでできること
LiteFolioは、証券口座には一切接続しない手入力型の投資ポートフォリオ記録アプリです。記録できるのは買付・売却・配当・入出金・手数料・株式分割・税・メモで、これらを入力すると保有銘柄(数量・平均取得単価・建玉原価)、実現損益、累計成果、資産推移、現金残高が自動で集計されます。
配当は受取配当・年間予想配当・取得利回り(YoC)を銘柄ごとに確認でき、記録方法の考え方は配当金の記録・管理方法で詳しく紹介しています。資産配分は銘柄別・セクター別・カスタムリスト別で確認でき、複数の証券口座をまたぐ取引をひとつにまとめて記録する考え方は複数の証券口座をまとめて管理する方法で解説しています。取引タイムラインで、これまでの記録を時系列に振り返ることもできます。
データはローカルファーストで、まず端末に保存されます。クラウド同期はProプラン(有料)を選んだ場合だけ使う機能で、その際も暗号化通信でサーバーに送信されます。口座と連携しない設計そのものが、渡す情報を最小限にする仕組みになっています。
LiteFolioは記録・可視化ツールであり、投資助言を行うものではありません。
よくある質問
口座連携型と手入力型、どちらを選べばいいですか?
入力の手間を減らしたいなら口座連携型、証券口座のログイン情報を外部に渡したくない・複数口座の取引を自分でまとめたいなら手入力型が合います。どちらが正しいというものではなく、入力の手間とプライバシーのどちらを優先するかで選ぶのが基本です。
情報閲覧型のアプリでも保有株を記録できますか?
情報閲覧型は株価やチャートを調べることが主な目的で、自分の取得単価や損益を記録・管理する機能を持たないことが一般的です。保有株の管理を目的にするなら、口座連携型か手入力型を選ぶ必要があります。
LiteFolioは証券口座と連携しますか?
連携しません。LiteFolioは証券口座に接続せず、買付・売却・配当などの取引を自分で入力して記録・可視化する手入力型アプリです。ログイン情報を外部サービスに渡す必要はありません。
複数の証券口座をLiteFolioひとつにまとめられますか?
手入力型のため、証券会社が異なる取引でも自分で入力すればひとつの記録としてまとめられます。連携先ごとに対応状況が変わる口座連携型と違い、証券会社をまたぐ管理をアプリ側の対応状況に左右されずに行えます。