MozFace開発チームです。旅行先の風景、子どものイベント、店内の様子——動画を撮ると、意図せず他人の顔が映り込みます。写真なら1枚を見て判断できますが、動画は数十秒でも見落としが起きやすいものです。この記事では、YouTube・TikTok・Instagramのリールに投稿する前に、映り込んだ顔を確実に隠す手順を説明します。
投稿してからでは取り消せない
動画を公開したあとで顔の映り込みに気づき、削除して上げ直したとしても、公開されていた間に見られたことは取り消せません。保存されたり、切り抜かれて再投稿されたりすれば、元を消しても残ります。だからこそ、隠す作業は投稿ボタンを押す前に終わらせておく必要があります。
特に気をつけたいのが、自分以外の子どもが映っている場面です。運動会、発表会、公園、プール。自分の子を撮ったつもりでも、周囲には他の家庭の子が入ります。他の保護者の判断を勝手に代わりに下すことはできません。隠しておくのが無難です。
「隠す人を探す」のをやめる
見落としが起きるのは、作業の順番が「映っている人を探して、隠していく」になっているからです。探す作業である以上、探し損ねれば漏れます。動画は再生時間ぶんだけ探す対象があるので、写真より漏れやすくなります。
MozFaceは順番を逆にしています。動画を読み込むと顔を自動で検出し、最初から全員にモザイクがかかった状態で編集が始まります。あとは自分や身内など、見せてよい人だけをタップして解除します。探すのは「隠す人」ではなく「見せる人」です。見せる人は自分で分かっているので、探し損ねようがありません。
顔が動いても、位置は自動で追跡されます。歩いて画面を横切る通行人にも、モザイクがついていきます。
投稿前のチェック手順
書き出す前に、次の順番で通しで確認してください。動画で見落としが集中するのは、決まった場面です。
人が横切る瞬間。画面の端から入ってきて、すぐ出ていく人。映っている時間が短いほど見落とします。
カメラを振った場面。パンやチルトの途中に、一瞬だけ別の人が入ります。
後ろ向きの人が振り返る瞬間。ずっと背中だった人が、最後に一度だけこちらを向くことがあります。
顔以外の映り込み。表札、ナンバープレート、書類、配送伝票、スマホ画面の通知。顔として検出されないので、手動で隠します。
音声。映像を隠しても、名前や住所を口にしていれば意味がありません。音も一度聞き直してください。
顔以外を隠すときは、楕円・角丸四角形・横長の帯から形を選んで配置します。何秒から何秒まで隠すかを指定できるので、看板が映る数秒だけ隠すといった使い方ができます。ナンバープレートや文字を潰すときは、ぼかしよりピクセルモザイクを強めにかけるほうが確実です。
サムネイルも忘れずに
YouTubeのサムネイルやTikTokのカバー画像は、動画本編とは別の画像です。本編にモザイクをかけても、サムネイルにはかかりません。サムネイルは検索結果やおすすめ欄に表示されるぶん、本編より多くの人の目に触れます。動画から切り出した画像を使うなら、その画像にも顔の処理をしてください。
動画をアップロードせずに処理する
オンラインのモザイクサービスの多くは、動画を一度サーバーへ送って処理します。顔を隠すために編集する素材を、加工前の状態で外部に預けることになります。MozFaceは顔の検出から書き出しまですべて端末内で処理するため、動画が外部へ送信されることはありません。撮影した端末の中だけで作業が終わります。なお、隠した動画を公開してよいかどうかの最終判断はご自身でお願いします。
よくある質問
YouTubeやTikTokに顔を隠す機能はありますか?
投稿側のアプリで確実に隠せるとは限らないため、アップロードする前の動画ファイル自体に処理をしておくのが安全です。加工済みの動画を投稿すれば、プラットフォームの機能に依存しません。
通行人が一瞬だけ映る場面も隠せますか?
検出された顔は最初から全員モザイクがかかった状態で始まるので、短い映り込みも含めて隠れた状態からスタートします。見せたい人だけをタップで解除してください。
サムネイルにもモザイクは必要ですか?
必要です。サムネイルは動画本編とは別の画像なので、本編を加工しても反映されません。動画から切り出した画像を使う場合は、その画像にも顔の処理をしてください。
投稿前の動画が外部に送信されることはありますか?
MozFaceでは顔の検出から書き出しまですべて端末内で処理されるため、動画が外部のサーバーへ送信されることはありません。