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顔モザイクを手動でなぞるのをやめて、
全員を自動で隠せるアプリにしました

MozFace 開発チーム · 2026年3月2日 · 約8分

MozFace の開発チームです。私たち自身、集合写真をSNSに載せようとして「隣に写っている人の顔、隠さなきゃ」と手が止まった経験を何度もしてきました。一人ずつ指でなぞってモザイクをかけるのは地味に面倒で、なにより隠し忘れが怖い。10人写っている写真で1人でも見落とせば、あとから大きなトラブルになりかねません。

この記事では、なぜ顔モザイクは面倒で不安なのかを私たちなりに分解したうえで、その一つひとつを MozFace でどう設計判断として解いたのかをお話しします。手動でなぞるのに疲れた方や、ちゃんと全員隠せているか不安な方に、機能の裏にある考え方まで含めて伝わればうれしいです。

「手で顔をなぞる」のは、そもそも設計の問題だと考えた

開発前、私たちはまず「既存の顔モザイクアプリの何が嫌だったか」を洗い出すことから始めました。レビューを読んでも、自分たちの実感とほぼ同じ声が並びます。問題は使う人の不注意ではなく、もっと構造的なところにありました。

いちばん大きいのは、隠す対象を人が選ばなければいけないこと。指でなぞる方式は、人数が増えるほど作業時間が膨らみ、見落としの確率も上がります。スマホの小さな画面で顔だけを正確になぞるのも難しい。さらに「自動検出」を謳うアプリでも精度が低くて結局手直しが必要になりがち——この3つが、私たちがいちばん潰したかった点でした。

手間・隠し忘れ・低精度。この3つを機能でどう解くか。それが MozFace の設計方針になりました。一つずつ説明します。

写真を選んだ瞬間に、全員の顔を自動でぼかす

最優先で決めたのが「写真を追加したら即ぼかし」です。アルバムから写真を選ぶと、オンデバイスのAIが全ての顔を検出し、0.3秒ほどで全員にぼかしをかけ終えた状態から編集が始まります。10人写っていても、手動で一人ずつ選ぶ必要はありません。

顔検出はすべてスマホの中で完結します。正面だけでなく斜めや横向きの顔も拾い、もし検出漏れがあっても後述の手動ブラシで足せます。「まず全部隠れている」状態を出発点にすることが、隠し忘れをなくす第一歩だと判断しました。

MozFaceが写真の全員の顔を自動検出してぼかした画面

「隠す人」ではなく「見せる人」を選ぶ逆転の発想

MozFaceで見せたい顔だけタップして解除する画面

従来のモザイクアプリは「隠したい人を選んでモザイクをかける」仕組みです。私たちはこれを逆にしました。まず全員を隠し、見せたい人だけタップで解除する。集合写真で自分だけ載せたいなら、自分の顔を1タップするだけ。残りは最初から全員ぼかし済みです。

この「まず隠す、あとで見せる」という順番にこだわったのは、隠し忘れを意志の問題にしたくなかったからです。選び忘れて事故が起きるのは、人ではなく順番の設計が悪い。だから「何もしなければ全員隠れている」を初期状態にしました。これが MozFace のいちばん大事な設計判断です。

3つのぼかしスタイルと、顔以外も隠せる手動ブラシ

隠し方は用途で選べるようにしました。スリガラス風のガウシアン、定番のモザイク、絵文字で楽しく隠すスタンプの3種類。強さもスライダーで調整でき、顔ごとに別のスタイルや強度を設定することもできます。

そして、AIの顔検出ではカバーできない部分——車のナンバープレート、表札の住所、書類の名前——は、指でなぞる手動ブラシで自由に隠せます。ブラシサイズは変えられ、間違えてもワンタップで取り消せます。自動と手動を組み合わせることで、写真の中の個人情報をひととおり消せるようにしました。

MozFaceのぼかしスタイル選択画面

写真は端末の外に出さない

顔検出から加工まで、処理はすべて端末内で完結します。写真がインターネットに送信されることは一切ありません。顔写真はもっともプライベートなデータなので、ここは設計上ゆずれない一線でした。電波のない場所でも問題なく使えます。

既存の顔モザイクアプリと、どこを変えたか

私たちが「安心して使える」ために変えた設計判断を、よくある顔モザイクアプリと並べると、こうなります。

よくある顔モザイクアプリ MozFace
顔の隠し方 指で一人ずつなぞる 選んだ瞬間に全員を自動ぼかし
隠し忘れ 人数が多いと起こりやすい 全員隠れた状態から始まる
写真の扱い 外部送信の有無は要確認 完全オフライン・外部送信なし

私たちが MozFace で実現したかったこと

機能を一つずつ説明してきましたが、根っこにある考え方はシンプルです。顔を隠す作業に必要なのは「がんばらせない」こと。だから私たちは、機能を足すよりも、手間・隠し忘れ・プライバシー不安という3つの障害を一つずつ取り除く方向で MozFace を作りました。

集合写真、子どもの行事、フリマ出品、ブログやSNS。顔を隠す必要があるすべての場面で、「まず全員隠れている」という安心感から始められます。手動でなぞるのに疲れていたら、次の一枚はMozFaceで試してもらえたらうれしいです。

MozFace

MozFace

写真を選ぶだけで全員の顔を自動ぼかし。見せたい人だけタップで解除。完全オフラインで使えます。

MozFaceについて詳しく見る

よくある質問

顔検出の精度はどのくらいですか?

オンデバイスAIによる検出で、正面だけでなく斜めや横向きの顔も拾います。万が一検出漏れがあった場合でも、手動ブラシでその場で追加できるので、結果として隠し残しが出ません。

写真がサーバーに送信されることはありますか?

ありません。顔検出も加工もすべて端末内で完結し、写真が外部のサーバーに送られることは一切ありません。インターネット接続がない場所でも使えます。

加工した写真の画質は落ちますか?

保存時はSNS投稿やメッセージ送信に十分な高画質を保ちます。元の写真が書き換えられることはなく、加工済みの写真は別ファイルとして保存されます。

顔以外(ナンバープレートなど)もぼかせますか?

はい。手動ブラシで写真上の好きな場所をなぞってぼかせます。ナンバープレート、住所、名前など、顔以外の個人情報を隠すのにも使えます。

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