大富豪のローカルルールは人によって「普通」が違うので、遊ぶ前に全員で決めて、文字で残しておくのがいちばん揉めません。この記事には、主なローカルルールの一覧と、使うルールにチェックを入れるだけで LINE に貼れる文面ができるチェック表を載せました。「うちはこれが普通」を持ち寄る前に、まず表で見比べてください。
ぶいポケの開発チームです。私たちは大富豪のルール画面を作るとき、集まった人たちが対局の直前に「今日は何ありにする?」と相談する場面を思い浮かべました。この記事のチェック表は、その相談を一足先にできるように、アプリのルール画面と同じ項目名・同じ並びで作ってあります。
大富豪の主なローカルルール一覧
ここでは、基本のルールから、出しかた、数字の効果、上がりかた、連戦のときのルールの順に並べます。名前も中身も地域や学校、家庭で少しずつ違うので、表の説明は「ぶいポケではこう動く」という定義だと考えてください。
| ルール名 | 効果の一言 |
|---|---|
| 基本のルール | |
| 8切り | 8を出すと場が流れます |
| 革命 | 同じ数字を4枚出すと、強さが逆になります |
| スペ3返し | 場に出たジョーカーに、スペードの3で勝てます |
| 場と出しかた | |
| 階段 | 同じマークの連番を3枚以上まとめて出せます |
| 階段革命 | 4枚以上の階段を出すと、強さが逆になります |
| スート縛り | 同じマークが続くと、そのマークだけ出せます |
| 片縛り | 複数枚の出しかたの一部で同じマークが続くと、その位置を縛ります |
| 数字縛り | 隣り合う数字が続くと、次の数字だけ出せます |
| 数字の効果 | |
| 5飛び | 5を出すと、次の人の手番を飛ばします |
| 7渡し | 出した7の枚数だけ、次の人へ手札を渡します |
| 9リバース | 9を出すと、手番の向きが逆になります |
| 10捨て | 出した10の枚数だけ、手札を捨てられます |
| 11バック | Jを出すと、場が流れるまで強さが逆になります |
| 上がりかた | |
| 反則上がり | 決めた札で上がると反則になります。2上がり、ジョーカー上がり、8切り上がりなどを選べます |
| 連戦するとき | |
| 都落ち | 前の大富豪が1位になれなかったとき、大貧民に落ちます |
| 下剋上 | 前の大貧民が1位になると、階級が逆になります |
| カード交換 | 階級に応じて、試合の前に手札を交換します |
ほかにも、砂嵐や救急車のように、グループの中だけで通じる名前のルールがあります。中身も集まりごとに違うので、初めて聞く名前が出たら、その場で効果を確認してから採用するか決めてください。この記事の表とチェック表には入れていません。
みんなで決める:ルール決めチェック表
使うルールにチェックを入れてください。ジョーカーの枚数と試合数も選べます。下の文面は、チェックのたびに作り直されます。「基本だけ」は8切り・革命・スペ3返しなど最小限の構成、「ぶいポケの標準」はルールを一通り入れた状態、「ぜんぶ外す」は白紙です。できあがった文面は、コピーするか共有ボタンで、そのまま LINE などのグループに送れます。
ルールを一人で決めて押しつけると、あとで不満が出ます。送った文面を全員が見て、「これは外してほしい」と言える状態で始めるのがこの表の使いかたです。
大富豪ルール決めチェック表
使うルールにチェックを入れると、下にLINEへ貼れる文面ができます。項目の名前と並びは、ぶいポケの大富豪のルール画面と同じです。
みんなに送る文面
チェックを入れると、ここに文面が出ます。
決めたルールのまま、ぶいポケで遊べます。
チェック表の項目は、ぶいポケの大富豪のルール画面と同じです。3〜6人で、各自のスマホから参加できます。全機能無料です。
揉めやすいルールと決め方
どのルールも、採用するかどうかそのものより、「人によって思っていたルールが違った」ことで揉めます。特に差が出やすいところを挙げます。
1つ目は、革命中の強さと、8切り・スペ3返しの関係です。革命が起きると3がいちばん強くなりますが、そのあいだも8切りは使えるのか、ジョーカーに対するスペ3返しは働くのか、という点は人によって答えが分かれるため、対局の最中に議論が始まりがちです。革命が起きた場面を例にして、前もって話しておくと流れが止まりません。
2つ目は、縛りの種類です。同じマークが続くと縛るスート縛り、複数枚の一部だけを縛る片縛り、隣り合う数字が続くと次の数字に縛る数字縛りは、どれも「縛り」と呼ばれるので、「縛りあり」と言った人と聞いた人で、思い描いているものが違うことが珍しくありません。「縛り」とひとまとめにせず、種類ごとに決めるのが安全です。
3つ目は、反則上がりを採用するかどうかです。2上がり、ジョーカー上がり、8切り上がりは、採用すると最後の1枚の選びかたが一気に難しくなります。強い札を最後まで抱えておく戦いかたが変わるので、慣れた人と初めての人が混ざるときは、外しておくほうがやさしい場面が多いです。
4つ目は、都落ちの有無です。連戦をするときだけ関係しますが、前の大富豪が1位を逃して大貧民に落ちる展開は、盛り上がる人と、落ちた人が気まずくなる人の両方が出ます。遊ぶ顔ぶれの雰囲気で決めてください。
初めての人が混ざるなら、まずは「基本だけ」で始めて、慣れてから1つずつ足していくのが無理がありません。最後に、決めるのは遊ぶ前で、途中では変えないことを全員で約束してください。劣勢の人が途中でルールを変えたくなるのは、誰にでもあるからです。
ルールは対局前のルール画面でON・OFFでき、「標準に戻す」ボタンで元に戻せます。
iOS / Android対応・登録不要で使えます
ぶいポケで同じルールにする手順
チェック表で決めたルールは、そのままぶいポケに入れられます。手順は次のとおりです。
- ゲーム一覧から「大富豪」を選ぶ——AIと対戦か、オンラインかを選びます。友だちと遊ぶならオンラインです。
- 「ルームを作成する」で6桁のコードを発行し、送る——コードをLINEなどで送るか、QRコードで招待します。入る人は「ルームに入る」でコードを入力するか、QRを読み取ります。
- ルール画面で、チェック表と同じ項目をON・OFFする——ジョーカーの枚数や試合数もここで選びます。
- 「このルールにする」で決定し、始める——人数が足りない席には、AIを追加できます。
大富豪は3〜6人で遊べて、手札を隠すゲームなので、スマホ1台を回して遊ぶ形には対応していません。同じ部屋にいる友だちとも、それぞれ自分のスマホで参加します。オンラインで遊ぶときだけ、AppleまたはGoogleでのログインが必要です。AIと対戦するだけならオフラインで、ログインもいりません。対局の途中ではルールを変えられないので、手順3のうちに全員で確認してください。
私たちがルールを設定制にしたのは、集まる顔ぶれによって「普通」の大富豪が違うからです。アプリが1つの標準を決めてしまうと、その標準と違うルールで育った人が必ず出ます。そこで、遊ぶ直前に全員の目の前でルールを合わせられるようにしました。この記事のチェック表は、その合わせる作業を、集まる前の LINE のやり取りに前倒しするための道具です。
ぶいポケ(旧VSPocket)
将棋・リバーシ・ババ抜き・大富豪・麻雀など定番ゲーム18種を1つに収録。大富豪は、決めたローカルルールのまま友だちとルームコードで遊べます。全機能無料、iPhone・Android対応です。
ぶいポケについて詳しく見るよくある質問
大富豪のローカルルールは何種類ありますか?
決まった数はありません。地域や学校、家庭、友だちグループごとに採用するルールも呼び名も違い、同じ名前でも中身が少しずつ違うことがあります。この記事の一覧は、よく話題になる代表的なものを集めたものです。ぶいポケでは、一覧にある8切り・革命・階段・縛り・数字の効果・反則上がり・都落ちなどを、対局前のルール画面で個別にON・OFFできます。
初めての人がいるときは、どのルールから始めるといいですか?
8切りと革命を中心にした「基本だけ」から始めるのがおすすめです。階段や縛り、7渡しのような手札や手番に影響するルールは、基本に慣れてから1つずつ足すと、初めての人が置いていかれません。チェック表の「基本だけ」ボタンで、その構成をすぐ作れます。
8切りと革命以外によく使われるルールは何ですか?
階段、スート縛り、11バック、スペ3返し、都落ちなどがよく話題になります。ただし、どれがいちばん使われているとは言えません。集まる顔ぶれで違うので、遊ぶ前に全員で「あり」「なし」を確認するのが確実です。
ぶいポケでローカルルールは設定できますか?
設定できます。大富豪は3〜6人で、それぞれのスマホから参加します。ルームを作ると表示される6桁のコードを送って集まり、対局前のルール画面で項目をON・OFFして「このルールにする」で決定します。対局の途中ではルールを変えられません。「標準に戻す」ボタンもあります。