ぴたプリ開発チームです。家にあるのはA4までしか出せないプリンタなのに、壁に貼れるくらい大きなポスターを作りたい。そんなとき、A4を何枚も並べて貼り合わせれば大判は実現できます。ただ「目標サイズをA4何枚に分ければいいのか」「のりしろはどう確保するのか」が分からず止まってしまう人が多いです。この記事では、分割サイズの決め方を軸に、A4タイル印刷でポスターを作る手順を紹介します。
まず完成サイズをcmで決める
最初にやるべきは、ポスターの完成サイズをcmではっきり決めることです。「だいたい大きく」では分割枚数が割り出せません。たとえば縦60×横42cmにしたい、というように具体的な数字を先に固定します。ここを決めておけば、あとはA4の印刷可能範囲で割っていくだけで必要枚数が見えてきます。
A4は用紙そのものが約29.7×21cmですが、プリンタには印刷できない余白(マージン)があり、実際に絵を載せられる範囲はそれより一回り小さくなります。さらに貼り合わせにはのりしろ(重ねしろ)が必要なので、1枚あたりの有効面積はもう少し狭く見積もるのが安全です。この前提を踏まえて分割枚数を決めると、刷ってから足りなかった、という失敗を防げます。
A4への分割と、のりしろの考え方
分割枚数は、目標サイズを1枚あたりの有効幅・有効高で割って求めます。縦60×横42cmを、有効範囲を縦27×横18cm程度と見積もって割ると、縦に3枚・横に3枚=9枚といった構成になります。割り切れないぶんは1枚多めに用意して、端で調整します。重要なのは、各ページの境目を少し重ねる前提で配置することです。隣り合うページを1〜2cm重ねておくと、貼り合わせたときに白い隙間が出ず、絵柄が自然につながります。
ぴたプリでは、用紙にA4を選び、画像をcm指定で実寸配置できます。目標サイズの絵柄を原寸で扱い、A4ごとに見えている範囲を順番に出力していけば、重ねしろを含んだタイル印刷ができます。画面上のピクセルで切るのではなくcmで実寸を確定させるので、貼り合わせたときに全体が狙ったサイズに仕上がります。
原寸印刷して貼り合わせる
印刷設定は必ず「原寸(等倍・100%)」にします。ここで「用紙に合わせる」を選ぶと各ページが勝手に拡大縮小され、貼り合わせたときにサイズがずれます。各ページを原寸で刷ったら、重ねしろの線でカットし、隣のページに少しかぶせながら裏からテープで留めていきます。下から上へ、左から右へと順序を決めて貼ると、ずれが溜まりにくくなります。仕上げに四辺を整えてカットすれば、A4プリンタだけで狙った大きさのポスターが完成します。
よくある質問
目標サイズをA4何枚に分ければいいですか?
完成サイズを、A4の有効範囲(印刷余白とのりしろを引いた縦27×横18cm程度)で割って求めます。縦60×横42cmなら縦3枚・横3枚の計9枚が目安です。割り切れないぶんは1枚多めにして端で調整します。
のりしろはどのくらい取ればいいですか?
隣り合うページを1〜2cm重ねるのが目安です。重ねしろがあると貼り合わせたときに白い隙間が出ず、絵柄が自然につながります。配置の時点で重ねる前提にしておくのがコツです。
なぜ原寸(100%)で印刷する必要がありますか?
用紙に合わせる設定だと各ページが勝手に拡大縮小され、貼り合わせたときにサイズがずれて絵柄もつながりません。原寸(等倍・100%)にすれば、cm指定どおりの大きさで全ページが揃います。
きれいに貼り合わせるコツはありますか?
重ねしろの線でカットし、隣のページに少しかぶせながら裏からテープで留めます。下から上、左から右と貼る順序を決めると、ずれが溜まりにくくなります。最後に四辺を整えてカットすると仕上がりがきれいです。