MonoTape開発チームです。飲み会の会計で「上司は多めに、後輩は少なめに」と傾斜をつけた割り勘——よくありますが、これを暗算でやると合計が会計額と合わなくなりがちです。多めにした分だけ誰かを減らさないと数字が合わず、その場で電卓を叩き直して焦る。この記事では、傾斜割り勘がなぜミスりやすいのかを分解し、各人をラベル行にして配分を計算し、合計と一人ずつの額を残す方法をお話しします。
傾斜割り勘でミスが出るのは「合計が見えない」から
均等割りなら「総額 ÷ 人数」で済みますが、傾斜をつけた瞬間に難しくなります。上司を3,000円増やしたら、その3,000円を残りのメンバーから引かないと総額が合いません。標準の電卓だと、一人分を出しては足し、を繰り返すうちに今いくら配り終えたのかが見えなくなります。結果、全員分を足すと会計額より多かった・少なかった、という事故が起きます。
問題は計算力ではなく、途中の配分が画面に残らないことです。28000 ÷ 5 と打っても、誰がいくらだったかは残りません。誰を多めにして誰を減らしたのか、その内訳が見えないまま「だいたいこれくらい」で集めると、ズレが残ります。
各人をラベル行にして、合計を見ながら配分する
MonoTapeでは、各人の負担額にラベル(名前)を付けて1行ずつ残せます。多めの人・少なめの人を別の行にして、最後に全員を足した合計を会計額と突き合わせれば、ズレがその場で分かります。
例えば総額28,000円を、部長は多め・新人は少なめ・残り3人は均等、で配るとこうなります。
「配った合計」の行が会計額の28,000円とぴったり合っているので、集め漏れも取りすぎもありません。合計が常に見えているので、部長を多くしたら誰かを減らす、という調整も画面を見ながらできます。
金額を直すと再計算、端数の調整もその場で
「部長はもう1,000円多めで」となっても、部長の行を9,000円に書き換えるだけ。MonoTapeはその行を直すと配った合計が自動で再計算されるので、会計額に対していくら余る・足りないかがすぐ分かります。余った分を均等メンバーから少しずつ引いて、ぴったり合わせる——この詰めの作業が、打ち直しなしでできます。端数の100円・10円もここで吸収できます。
なお、ここで紹介しているのはその場で手元の負担額を出すための計算メモです。立替の精算を後日まとめてやる、参加者から集金して記録する、といった本格的な割り勘・精算は、幹事向けアプリ Nowa の方が適しています。誰が何を立て替えたかを管理して最終的な精算額を出すのはNowa、会計の席でざっくり傾斜配分を計算するのはMonoTape、という住み分けが便利です。割り勘の基本である端数までの均等割りについては 割り勘を端数までスッキリ計算する方法 も参考にしてください。
モノテープ
ラベルを付けて計算でき、1か所直すと全部が自動で再計算される計算メモ電卓。買い物の合計も、見積もりも、割り勘も、計算した内容がそのまま残ります。無料で使えます。
モノテープについて詳しく見るよくある質問
多めに払う人がいても合計を合わせられますか?
合わせられます。各人の負担額をラベル付きの行にして、全員を足した合計を会計額と並べて表示できます。誰かを多くしたら別の行を減らす、という調整を合計を見ながらできるので、取りすぎ・集め漏れを防げます。
一人の金額を直すと全体はどうなりますか?
その行を書き換えると、全員を足した合計が自動で再計算されます。会計額に対していくら余る・足りないかがすぐ分かるので、端数の調整もその場でできます。全部を打ち直す必要はありません。
立替精算や集金もできますか?
MonoTapeはその場で負担額を計算するためのメモです。誰が何を立て替えたかを管理して最終的な精算額を出す本格的な割り勘・集金には、幹事向けアプリのNowaが適しています。手元の傾斜配分はMonoTape、後日の精算はNowa、と使い分けられます。
無料で使えますか?
無料で使えます。ラベル付き計算・参照・自動再計算・テープ形式の履歴など、紹介した機能はすべて無料です。iPhone・Androidの両方に対応しています。