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英単語の覚え方|忘れないための
4つのコツと正しい手順

Flips 開発チーム · 2026年6月10日 · 約8分

Flips の開発チームです。私たちは「忘れる前に出てくる単語帳アプリ」を作っていて、ユーザーからいちばん多く聞かれるのが「どうやったら単語を忘れずに覚えられますか?」という質問です。

先に結論をお伝えすると、単語が覚えられないのは記憶力やセンスの問題ではありません。覚え方には脳の仕組みに沿った「正しいやり方」があって、それを知らないまま気合いで覚えようとするから続かないだけです。この記事では、私たちがアプリを設計するときに土台にしている記憶の原則と、それを今日から実践できる4つのコツに落とし込んでお話しします。

単語が「覚えられない」のは、あなたのせいではない

19世紀の心理学者エビングハウスは、人が覚えたことをどれくらいの速さで忘れるかを実験で調べました。そこで分かったのが有名な「忘却曲線」です。意味のない情報は、覚えた直後から急激に忘れられ、1日後には大半が頭から抜け落ちている——というあの曲線です。

つまり忘れるのは異常ではなく、脳の正常な働きです。一度見ただけの単語を翌日忘れているのは、当たり前のこと。問題は「忘れること」ではなく、「忘れたまま放置してしまうこと」にあります。逆に言えば、忘れかけたタイミングで適切に思い出してあげれば、記憶は一気に長持ちするようになる。単語学習のコツは、すべてこの一点に集約されます。

コツ1:一度にたくさんより、少しずつ何度も

多くの人がやりがちなのが「今日この100単語を完璧にするぞ」という覚え方です。気持ちは分かりますが、これはいちばん忘れやすいやり方でもあります。1回で100単語を詰め込むより、同じ100単語に何日かに分けて繰り返し触れるほうが、記憶への定着はずっと良くなります。これは「分散学習」と呼ばれ、心理学の研究でも一貫して効果が確認されている方法です。

1回あたりの学習はむしろ短くて構いません。通学電車の5分、昼休みの3分、寝る前の数分——その細切れの接触回数こそが効いてきます。「まとまった時間がないと勉強できない」と思っている人ほど、この発想の転換で単語学習がぐっと楽になります。

コツ2:いちばん効くのは「忘れる直前」の復習

では、何日おきに復習すればいいのか。ここが単語学習でいちばん大事なポイントです。覚えた直後にもう一度見ても、まだ覚えているので脳には負荷がかからず、記憶はあまり強化されません。逆に、完全に忘れてから見直すと、ほとんど新規に覚え直すのと同じで非効率です。

いちばん効率がいいのは、その中間——「忘れかけているけれど、頑張れば思い出せる」絶妙なタイミングで復習することです。目安としては、覚えた翌日、その数日後、1週間後、1ヶ月後…というように、復習の間隔をだんだん広げていきます。これが「間隔反復(スペースド・リピティション)」と呼ばれる手法で、最小の復習回数で記憶を長期化できる、もっとも合理的な復習スケジュールです。

コツ3:見て覚えるより「思い出す」練習をする

単語帳を眺めて「英単語→日本語訳」を何度も読む。これも多くの人がやる方法ですが、実は記憶への効果は高くありません。読んで「知っている気」になるのと、何も見ずに意味を思い出せるのは別物だからです。

記憶を強くするのは、入力(見る)ではなく出力(思い出す)のほうです。これは「アクティブリコール(想起練習)」と呼ばれ、テスト形式で自分に問いかけるだけで定着率が大きく上がることが分かっています。単語カードで答えを隠して思い出す、4択クイズで答える——こうした「思い出す負荷」をかける学習に切り替えるだけで、同じ時間でも結果が変わります。

コツ4:単語を「点」ではなく「つながり」で覚える

単語と訳を1対1で丸暗記すると、覚えにくいうえに忘れやすくなります。記憶は他の情報とのつながりが多いほど強くなるので、単語を孤立した「点」で覚えないことが大切です。

具体的には、例文の中で覚える、発音を声に出す・音で聞く、語源(接頭辞・接尾辞)でグループにする、イメージや自分の体験と結びつける——といった工夫が効きます。たとえば port(運ぶ) を知っていれば、import・export・transport・portable がまとめて腑に落ちます。訳語を日本語で丸暗記するのではなく、意味のイメージごと覚えると、忘れにくく応用も利く記憶になります。

正しい覚え方は分かった。問題は「続けられるか」

ここまでの4つを並べると、効果的な覚え方の正体が見えてきます。少しずつ何度も、忘れる直前に、思い出す形で、つながりとともに覚える——これが脳の仕組みに沿った単語学習です。

ただ、ここで多くの人がつまずきます。とくにコツ2の「忘れる直前のタイミング」を、単語ごとに手作業で管理するのは現実的ではありません。「この単語は3日前に覚えたから今日復習、あの単語は先週だから来週…」を数百語ぶん手帳で追いかけるのは、まず続きません。私たちがアプリを作ったのは、この一番面倒で一番大事な部分を、自動でやってくれる仕組みが欲しかったからです。

Flips は、エビングハウスの忘却曲線をもとに、一つひとつの単語について「次に復習すべきタイミング」を自動で計算します。覚えた単語は出題間隔を広げ、苦手な単語は早めに再出題する。あなたは出てきた単語に答えるだけで、間隔反復が自然に回ります。カードモード(思い出して裏返す)とクイズモード(4択で答える)はどちらもアクティブリコールの形になっていて、英語・スペイン語・中国語などの単語帳を最初から収録、自分だけのオリジナル単語帳も作れます。コツ1〜4を「意識しなくても実践できる状態」にするのが、私たちの設計のねらいです。

単語の覚え方そのものは、特別な才能ではなく手順です。今日から少しずつ・思い出す形で・忘れる前に触れる——それを無理なく続けられる道具として、Flips を試してもらえたらうれしいです。

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忘れる前に出てくる単語帳アプリ。忘却曲線で復習タイミングを自動管理。無料で始められます。

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よくある質問

英単語は1日に何個覚えるのがいいですか?

個数より「何回触れるか」が大事です。一度に詰め込むより、少なめの単語に毎日くり返し触れるほうが定着します。新しい単語を10〜20語ずつ取り入れ、過去に覚えた単語を毎日復習する形が無理なく続きます。

単語帳を眺めるだけでは覚えられないのはなぜ?

「見る」だけだと知っている気になりやすく、記憶への負荷がかからないためです。答えを隠して思い出す、クイズで答えるなど「思い出す(アクティブリコール)」形にすると、同じ時間でも定着率が大きく上がります。

復習はどのタイミングですればいいですか?

忘れかけた頃が最適です。目安は翌日→数日後→1週間後→1ヶ月後と、間隔を徐々に広げる方法(間隔反復)。これを単語ごとに手で管理するのは大変なので、Flipsのように自動でタイミングを出してくれるアプリを使うのが現実的です。

どうしても覚えられない単語があります。

その単語を「点」で覚えようとしているのかもしれません。例文の中で使う、発音を声に出す、語源やイメージと結びつけるなど、他の情報とつなげると記憶に残りやすくなります。苦手な単語ほど復習頻度を上げるのも有効です。

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