ぴたプリ開発チームです。「推しの写真を等身大で飾りたい」「イベント用に大きなポスターを作りたい」——印刷アプリを作っていると、こうした相談をよくいただきます。困るのは、大判プリンターを持っている人はほとんどいないこと。そこで私たちが案内しているのが、A4を複数枚に分けて印刷し、貼り合わせるやり方です。家庭用プリンターやコンビニ印刷でも、工夫すれば大きな印刷物は作れます。
ただ、ここには落とし穴があります。「大きくしたい」と勢いで拡大すると、仕上がりが思った寸法にならない。私たちがぴたプリで実寸(cm)指定にこだわっているのは、まさにこの問題を設計で潰したかったからです。大きく印刷するときも、まず完成サイズをcmで決めることから始めると、すべてが楽になります。
まずは1枚で、できるだけ大きく
「等身大まではいらないけれど、普通より大きく」という場合は、1枚の用紙で大きく印刷するのがいちばん簡単です。ぴたプリでは用紙サイズを選び、画像をその用紙に近いcmで配置します。A4は21.0×29.7cm、B4は25.7×36.4cmで、B4のほうが一回り大きく印刷できます。B4はコンビニのマルチコピー機でも選べることが多いので、自宅にA4プリンターしかなくても大きめに出せます。
A4を分割して、等身大・特大に
A4一枚を超える大きさにしたいときは、画像を分割して複数のA4に印刷し、貼り合わせます。コツは順番です。まず仕上がりサイズをcmで決める——たとえば「縦150cm×横50cmの等身大」。A4は約21×29.7cmなので、ここから必要な枚数の見当がつきます。この例なら縦5枚×横3枚、15枚ほどが目安です。
次に、大きな画像をA4に収まる範囲ごとに分けて配置・保存します。各パーツを実寸で指定しておけば、貼り合わせたときにちょうど原寸サイズになります。印刷は必ず「原寸・等倍」で。ここで「用紙に合わせる」を選ぶと各パーツの縮尺がズレて、貼り合わせの継ぎ目が合わなくなります。私たちが分割印刷で失敗の相談を受けるとき、原因はほぼこの設定です。
貼り合わせるときは、パーツ同士を数ミリ重ねると継ぎ目が目立ちません。裏からマスキングテープで留めると、壁に飾るときも剥がしやすい。等身大パネルとして使うなら、貼り合わせたあとにスチレンボードへ貼ると、しっかり自立します。
大きくしても、ぼやけさせないために
大きく印刷するときに効いてくるのが、元画像の解像度です。小さい画像を無理に引き伸ばすほど粗くなります。等身大のように倍率が大きくなるほど差が出るので、できるだけ大きく・鮮明な元画像を用意してください。逆に言えば、解像度さえ足りていれば、分割印刷でも十分きれいに仕上がります。
大判プリンターがなくても、「実寸で決める → 分割する → 原寸で刷る」の順番さえ守れば、等身大もポスターも作れます。サイズで失敗してきた方は、まず完成サイズをcmで決めるところから試してみてください。
ぴたプリ 大きく印刷したい画像を、必要なcmで準備。
画像を実寸(cm単位)で調整して印刷できる無料アプリ。大きく印刷したいときのサイズ決めに。登録不要・iPhone / Android対応。 実寸サイズを指定して印刷用画像を保存。ポスターや分割印刷のサイズ決めに使えます。無料・登録不要。
ぴたプリについて詳しく見るよくある質問
大判プリンターがなくても大きく印刷できますか?
できます。A4を複数枚に分割して印刷し、貼り合わせれば、自宅のA4プリンターやコンビニ印刷でも等身大やポスターサイズの印刷物が作れます。
等身大パネルは何枚のA4で作れますか?
仕上がりサイズによります。A4は約21×29.7cmなので、縦150×横50cmなら縦5枚×横3枚=15枚程度が目安です。ぴたプリで実寸を決めると枚数を計算しやすくなります。
写真がぼやけないようにするには?
元画像の解像度が重要です。引き伸ばす倍率が大きいほど粗くなるため、できるだけ大きく鮮明な元画像を用意してください。